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2008年03月30日

市を挙げて基地問題に取り組んでいる自治体

市民団体などで反対運動があっても、基地容認をしている自治体のサイトでは、
基地関係のページは定期的な報告などで占められていて、大人しい感じがします。
地元・岩国市ではこんな感じです。
岩国市ー基地問題

自治体という形態ではどこもそうなのかと思い、他の市のサイトを見てみたら、
市を挙げてしっかりと基地問題に取り組んでいる自治体があり、非常に心強く思いました。

大和市ー基地問題
座間市ー基地対策

横須賀市や福生市では、基地関係の情報について詳しく掲載されているようです。

横須賀市ー横須賀市と基地

福生市ー福生市と横田基地

百里基地のある茨城県小美玉市は、基地滑走路を共用化する茨城空港についてのページのみありました。
小美玉市ー百里飛行場民間共用化

市の基地に対する取り組み姿勢によって、ページの内容も様々な事がわかりました。
取り組み姿勢は異なっても、今までの補助金交付とかその用途とか、
今までどういう問題が出てどのように取り組み解決したか、
防音工事についての情報開示とか、このようにオープンして欲しいな、と思いました。

posted by otoshi at 18:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 米軍基地

2008年03月28日

東京便の民間機空路が遠回りなワケー横田空域

東京行きの飛行機に乗る度に、素朴な疑問がありました。
なぜ羽田へまっすぐ飛ばずに、房総半島付近まで迂回してから羽田へ着陸するんだろう?
その訳は、横田空域にありました。

横田空域とは、首都圏の西の空を広く覆う広大な空域で米空軍の管制下にあり、民間機は米空軍の管制を受けない限り飛行する事ができない空域です。
日米安保によって結ばれたものだそうです。
この空域により、一部の便を除いた日本の民間機は、横田空域を避けて羽田へ離着陸しているのです。

この事は、【安全保障問題】 アメリカは日本を守らない! (3) 横田空域(本当のことが知りたい! そして日本の未来を語りたい)ブログで知りました。
さらに詳しい事を、横田空域の返還に向けて取り組んでいます(東京都の米軍基地対策)でわかりました。

この横田飛行場も、石原都知事により、民間共用化を公約として挙げられています。
横田基地の軍民共用化(pdfファイル 東京都の米軍基地対策)

posted by otoshi at 00:37 | Comment(0) | TrackBack(2) | 横田

2008年03月27日

百里基地での現状ー米軍再編計画

茨城県・百里基地。
ここは、米軍再編計画の折、嘉手納、三沢基地からのF15戦斗機訓練の移転先に指定された所です。
ここも、他の地域と同じように、地元で反対運動が起こりました。
百里基地反対運動のページ
しかし2007年1月、騒音対策や安全対策、地域振興策、移転される米軍機の訓練形式などについての協定が結ばれました。

現在ここ百里基地でも、岩国基地と同じように、基地の滑走路を共用する民間空港を造り、茨城空港として運営する計画となっております。
しかし現状は、最初国土交通省は81万人の需要予測を挙げていましたが、
後に2割減の69万5千人に引き下げ、予定していた航空会社の就航すら見通しがつかない状況のようです。
百里関係記事(百里基地反対運動のページ)

百里基地での現状について、地元の方からの記事を募集しております。
協力頂ける方は、上部の連絡メールフォームよりご連絡ください。

posted by otoshi at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百里

2008年03月26日

沖縄で県民大会開かれる

3月23日、沖縄・北谷町の北谷公園野球場前広場にて「米兵によるあらゆる事件・事故に抗議する県民大会」が開かれ、6,000人が参加しました。

大会では、以下の4項目を日米両政府に求める大会決議を採択。
(1)日米地位協定の抜本改正
(2)米軍による県民の人権侵害根絶のための政府の実効ある行動
(3)米軍人の綱紀粛正と実効性ある再発防止策の提示
(4)米軍基地の整理縮小と海兵隊を含む米軍兵力の削減
実行委は4月中旬に決議を携えて上京し、日米両政府に対する要請行動を展開する予定です。

以下、琉球新報より
米兵によるあらゆる事件・事故に抗議する県民大会 決議文全文
米兵犯罪根絶を要求 県民大会に6000人
米兵事件抗議きょう県民大会 再発防止へ課題山積
緊張の中、成功誓う 県民大会実行委

posted by otoshi at 00:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄US

2008年03月23日

原子力空母配備の是非などを問う住民投票条例制定を要求する署名活動

2008年8月に横須賀基地へ配備予定の、原子力空母について是非などを問う
住民投票条例制定を要求するための署名運動が、4月6日までに横須賀市内の他、
市外、県外でも行われているようです。

原子力空母配備控え署名開始/横須賀で情報公開条例 カナロコ(神奈川新聞)

国策の壁 将来見据え民意示すーIWAKUNI迫る爆音(中国新聞)

今度配備予定の原子力空母の名は、ジョージ・ワシントン。
詳細はこちらのブログで紹介されています。
原子力空母「ジョージ・ワシントン」 (Deep City 横須賀ブログより)

横須賀といえば、空母キティホークの母港として知ってる方も多いでしょう。
このキティホークの後継艦として、この原子力空母「ジョージ・ワシントン」が配備予定されるとの事で、横須賀は揺れているようです。

今まで空母の母港として文句もなく受け入れられていたのに、
なぜ今回はこんなに騒がれているのか?
それは、今回配備される空母は、原子力空母だからです。
簡単に言うと、原子力発電と大型船を合体させたもの、という所でしょうか。
Q&A 原子力空母の危険性(原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会)

原子力空母の是非についての住民投票条例制定の署名運動を一昨年行い、約38,000人分の署名を提出しましたが、
横須賀市議会は「国の専管事項だから、住民投票にはなじまない」として、条例案を否決しました。
今回は、放射能漏れ、事故などの他、テロ攻撃された時の多大なる影響に対する懸念に対し、
住民への十分な説明がなされていない事を盛り込んだ内容の署名活動となっているようです。
原子力空母の横須賀配備及び安全性を問う住民投票条例請求の要旨(原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会)
4月6日までに6万名分の署名を集める予定です。
詳細は、原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会のサイトをご覧下さい。

この署名活動は、横須賀市内の他、全国に協同者を募り、活動が展開されてます。
この署名用紙が職場にも回ってきてたので、すぐ署名しました。
住む場所は違っていても、問題は異なっていても、対岸の火事では済まされません。
いずれ自分の住む場所にも、少なからず影響が及びます。
国が決めた事だから、と思わず、自分達の問題としてしっかり考えるべきだと思います。

米原子力空母をこのまま黙って受け入れられない(オーマイニュース)

横須賀市民が判断することでは?(RED PAPERブログ)


posted by otoshi at 23:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 横須賀

2008年03月22日

タクシー運転手刺殺事件に関連し、米兵の身柄を確保

神奈川県横須賀市で19日に、タクシー運転手が車内で首を刺されて殺されました。
車内には米海軍横須賀基地所属の米兵名義のクレジットカードが落ちていた事から、
県警横須賀署捜査本部はこの米兵の行方を追っていました。
米兵は20日午前から行方不明になって、米海軍司令部も探していました。
今後は、日米地位協定に基づいて取り調べ等が行われ、容疑が濃厚になれば、
日本側へ身柄を引き渡す事を要請するよう、検討しているとの事です。

米兵の身柄を確保=横須賀基地から脱走−タクシー運転手刺殺・神奈川(時事通信)


posted by otoshi at 15:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 横須賀

まだあきらめてないよ!がんばれ!!座間市

今日防衛省は、移転反対を貫いていた岩国市が移転容認に転じたのを受けて、
岩国市を再編交付金対象自治体に追加したと発表されました。
更に、凍結していた新庁舎補助金も再開すると発表されました。(毎日新聞)

これで、座間市を除いた全ての基地を抱える自治体への再編交付金及び補助金交付が
認定された訳です。
これは、米軍再編計画をおし進めるにあたって、交付金、補助金という条件で
スムーズに進行させるための手だてと言えます。

しかし、岩国市は未だ半数近くの基地反対意見があり、今回福田氏に投票した人たちの
多くは基地反対の意志を持っています。
全国ニュースに流れてませんが、いくつかの市民団体が岩国市長に対して公開質問状を渡したり、署名活動や講演などを行っております。

事実上、反対をしているのは座間市だけですが、交付金対象となった自治体の住民は
全員がまだあきらめた訳ではありません。
座間市もまた、これから市長選挙時の岩国のように、市民が分断されて対立するように
仕向けられるのでしょう。
また同じ事が繰り返されないように、今こそ全国の基地を抱える自治体住民が
一つになる時ではないか、と思います。

座間市、頑張れ!! 出来る限り応援するよ!!!!!

posted by otoshi at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 米軍基地

2008年03月19日

市民団体が岩国市長選挙の選挙違反を告発、受理される

3月18日夕方、テレビ山口の夕方のニュースで、岩国の市民団体「岩国を守る会”風”」が
岩国市長選挙期間中に配布されたビラの内容が、公職選挙法違反ではないかと
岩国警察署に告発し、受理されたと報じられました。

問題のビラには、前市長の井原市政の9年間は悪政と批判し、事実とまったく異なる内容が書かれ、
このままでは市営バスが廃止される、税金も高くなる等デマ情報を書き連ね、更に「このままでは岩国は第二の夕張になる」と書かれていました。
福田市政になると、給食費や医療費が無料になるとか、5年間で市内小中学校の耐震工事を行うとか、書かれてありました。

「移転反対」に協力呼び掛け 岩国の住民団体(中国新聞)

posted by otoshi at 18:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 岩国

2008年03月13日

異例な補助金満額支給〜防毒マスク配布!?

中国新聞によると、12日、防衛省は凍結していた岩国市の市庁舎建設補助金35億円を支給する手続きに入ることを表明しました。
予算計上してない補助金を年度末に、しかも庁舎完成後に満額支給するという異例の事です。
これは、他の移転反対している地域への見せしめでしょうか。
異例、庁舎完成後に満額支給

一方、市議会の一般質問で、基地内住民や従業員に細菌爆弾などの攻撃対策で防毒マスクを配布したのを受けて、周辺住民にも防毒マスクを配布するため国に働きかけると市長が発言したという情報を得ました。
こういう事態が想定されるということは、岩国基地は極東最大の基地になることで、他国からの攻撃のターゲットになり得るという事が伺えます。
これでは単なる回避策、市民の安心・安全のための対策とは思えません。
アメリカの対テロとターゲットが変わった今、基地の存在自体、危険なものなのです。

武器を増やして装備を固めれば固める程、攻撃されるリスクは高まります。
武器をおいて、戦争より友好を深め、世界平和を願う事は、どうしてもできないものなのでしょうか?

posted by otoshi at 11:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | 岩国

2008年03月11日

県内の米軍関係者:2割が岩国基地外居住

山口県は県議会にて、岩国で基地外住者が2割存在する事を明らかにしました。
ゴミ処理や税金についての制度対策はされておりません。
県内の米軍関係者:2割が岩国基地外居住−−県が議会委で答弁 /山口(毎日新聞)

posted by otoshi at 17:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 岩国

岩国でも緊急訓練

岩国基地でも11日〜13日の午前中に、緊急時を想定した訓練「オペレーション・トータルフォース」が行われる事が10日発表されました。
主に、基地内でサイレンを使った訓練や、輸送機の離着陸訓練が行われ、11日夕方には基地沖の姫子島で爆弾処理が行われる模様です。

岩国基地で3日間緊急時訓練(中国新聞)

岩国市の基地対策2(基地関係苦情及び航空機騒音について)ー岩国市ホームページ

posted by otoshi at 16:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 岩国

嘉手納基地で米韓合同訓練

琉球新報によると、3月11日より嘉手納基地で米韓合同即応訓練が行われる事がわかりました。
サイレン、拡声器放送、GBSを使用した訓練で、F16は約2週間とどまり、嘉手納基地のF15戦闘機と空対空訓練も実施する模様です。
騒音もさる事ながら、極東最大基地機能として備えるための大規模な訓練である事が予想されます。

在韓米軍F16が飛来 即応訓練参加(琉球新報)

posted by otoshi at 12:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 嘉手納

2008年03月09日

岩国市議会ー一般質問で、移駐問題検討チーム設置発表

3月7日、岩国市議会の一般質問において、空母艦載機移駐に伴う課題の解決を検討するプロジェクトチームを設置することを発表しました。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/035/035_08030801.htm

市長当選後、事実上移転反対意見に投票した半数の市民の声もちゃんと聞く、
と発表してから2週間で事実上容認表明をした福田市長。
容認表明をした時点で、国から基地機能強化についての具体的な説明は出ておらず、
また市側から国への具体的な要望も出されていません。
無条件で容認表明を出したら、今まで通り国のいいなりにならざるを得ないのが現状、
その中でこの移駐問題検討チームがどれだけ「言うべき事は言う」を実現できるのか、
非常に興味はあります。

posted by otoshi at 22:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 岩国

米軍岩国基地所属海兵隊員集団レイプ事件に対する声明・公開質問状への賛同のお願い

転載です。★転送大歓迎です!★とのことです

■声明・公開質問状への賛同のお願い■

賛同してくださる個人・団体は、1、氏名・団体名、2、氏名
公表の可否を明記して、下記のアドレスまで送ってください。

y-nagaya@m3.kcn.ne.jp

そのときメールの件名を、「広島事件声明・公開質問状に対する賛同」としていただければ、整理しやすいのでありがたいです。

賛同の第一次集約は3月15日午前としますが、それ以降も引き続き賛同を拡大して、不起訴が撤回され再捜査が開始されるまで、広島県警と広島地検に圧力をかけ続けましょう!

*******************************
米軍岩国基地所属海兵隊員集団レイプ事件に対する声明

 私たちは、昨秋広島市で発生した米軍岩国基地所属海兵隊員集団レイプ事件に関して、去る2月14日米軍岩国基地において軍法会議のための予備審問が開かれたとの新聞報道に接しました。

 2月15日の報道によれば、被害者は予備審問の場で証人尋問を受け、時折涙を流し声を震わせながら「4人に暴行された」と訴えたとのこと。1人と性行為をすることには同意したが「途中で他の3人が車に入ってきて4人に暴行された」、広島県警の調べに当初一人と合意があったことを話さなかったのは「軽率な行為をしたことが恥ずかしかった」からだったと話したとのことです。

 このような報道に接した私たちは、集団レイプという米兵の凶悪犯罪が日本の法廷において裁かれないままであることを断じて許容することができません。私たちは、昨秋広島県地方検察庁において決定された不起訴処分の取り消しを要求
し、捜査の再開、日本の法廷において加害米兵を裁くことを強く訴えます。

1、海兵隊員による集団レイプ事件発生以降の経過

私たちは昨秋この事件の最初の報道以後、広島県知事による不当に被害者を貶める発言をはじめ、広島県警が米兵に対する強制捜査を行わないこと、広島地検がこの事件を不起訴処分としたことに対して、強く抗議を表明してきました。11
月初めに「軍事基地と女性」ネットワークが出した抗議声明には、北海道から沖縄まで、またフィリピンや韓国など海外からも、400を超える個人と団体が賛同を寄せています。

 ところが広島県知事は何らの謝罪表明も行わず、容疑者に対する強制捜査はついに行われないまま、広島地検は11月19日、不起訴を決定しました。新聞には県警と地検が「被害者の供述が曖昧」であり「事柄の性質上、詳しいことは言えない」としていること、また、米兵側は「合意の上」であったと強弁していることのみが報道されました。

 私たちは、不起訴処分の決定に重大な疑問と懸念を表明し、広島地検および広島県警に対し、不起訴処分取り消しと市民に対する説明責任を果たすよう要求しましたが、今日に至るまで何の応答もありません。

 集団レイプは親告罪の適用されない凶悪犯罪であり、被害者は被害を届け出ています。にもかかわらず、強制捜査も起訴も行われることなく事件がうやむやになったことは異様な展開と言う他ありません。県警・地検からわずかに流される
情報は、被害者本人が不起訴を望んでいるかのような憶測や錯覚を導きかねないものであったと言わねばなりません。警察や検察の発表の仕方は、あたかも被害者のプライバシー保護のために事実を秘匿しているかのような印象をも与えまし
た。マスメディアを通してしか事件を知る手だてのない市民の中には、この犯罪と不起訴処分に憤りを覚えながら、セカンドレイプにさらされることを怖れた本人が被害届を出したことを悔やみ、無かったこととして起訴や裁判や証言を回避
したがっている可能性に思いを馳せた人も少なくないでしょう。


2、私たちの憂慮

 しかし、2008年2月14日の予備審問に関する新聞報道を見れば、米兵による集団レイプが行われたことはあまりにも明白であり、被害者の供述には何ら曖昧な点がありません。被害者はこの犯罪を無かったことにしたがっているどころか、米軍基地内で涙を流し声を震わせて被害を訴えているのです。この被害者自身の証言は、広島県警と広島地検によって行われた捜査の非合理性と不起訴処分の不当性を白日の下にさらしたのです。

 不起訴の理由とされた「被害者の証言の曖昧さ」とは何なのでしょうか。

 なるほど当初被害者は、広島県警に対して「一人と合意があったこと」を彼女は隠そうとし、そのため供述が「曖昧」である印象を与えた要素はあったのかもしれません。しかし、集団レイプに遭遇し激しい心理的ダメージを受けている被害者が被害状況を再現し説明するには計り知れない苦痛が伴うのであり、事情聴取には安心と安全を保証する保護と支援の体制が不可欠であったはずです。ところが実際には保護と支援どころか、事件が報道されるやいなや広島県知事が被害者側に落ち度があるかのような発言をするといった状況のなかで、彼女が心理的
社会的にさらなるダメージを受け、「軽率な行動」を責められることを過剰に怖れたのは十分理解できることです。

 県警が主張した被害者による供述の「曖昧」さとは、ただたんに集団レイプが発生した経緯に関する部分的曖昧さにすぎません。集団レイプ自体を証拠不十分とするのはあまりにも不当であると言わねばなりません。被害者が米兵1人とつきあう気持ちがあったということと、米兵4名がその気持ちを利用して
集団でレイプすることとの間の距離は絶大です。米兵4名の側は事件発生から今日にいたるまで、「合意があった」と強弁し続けています。このような言い分が容認されるとしたら、「女性が4名とセックスをすることを希望した」と認定されるか、あるいは、「1人の男性とのセックスを合意したということは、その仲間の男性たちとのセックスにも合意したことだ」と認識されるか、どちらかの理由しかあり得ません。かようなレイピストの言い分を容認することは、全女性を愚弄することであり、深刻な人権侵害に他なりません。

 予備審問と前後して、沖縄では女子中学生やフィリピン人女性が米兵の性暴力被害に遭ったという事件が明るみに出ました。広島における米兵の集団レイプが不起訴となり彼らの言い分を認める形で落着してしまった事は、相次いで発生し
た沖縄の事件に負の影響を与えたのではないかとの疑念を禁じ得ません。集団レイプという凶悪犯罪に対してさえ、処罰どころか、日本の法廷に召喚されることもなければ、強制捜査を受けることにさえならなかったという岩国海兵隊員の経
験は、何にもまして在日米兵たちの女性観や行動に悪影響を与えたのではないでしょうか。そして沖縄では中学生被害者の告訴取り下げの一方、米兵の覚醒剤不法所持や飲酒運転、家宅侵入などの容疑での逮捕が相次いでいます。「綱紀粛正
」の約束が空文句にすぎないことを、米兵たちは日々の行動で示しているのです
。このような米兵の犯罪がいつまで繰り返されるのでしょうか。

 米軍軍法会議の予備審問で広島における集団レイプ被害者の証言が行われ、今まで国民に知らされていなかった新たな事実が公になった今、日本の警察・検察による捜査が再開され、加害米兵は日本の法廷で裁かれるべきです。集団レイプ
被害者の証言によって事実が明るみに出されたにもかかわらず日本の捜査機関・司法機関が事件を放置し続けることは、被害者本人の尊厳を傷つけ、社会正義を破壊し、全女性の人権を脅かすものです。


 私たちは不起訴処分の取り消し・日本の法廷における厳正な裁判と加害米兵に対する処罰を強く要求し、日本政府・各省各機関、報道機関、平和と人権が尊重される社会を希求するすべての団体と個人が被害者の正義を擁護し、不起訴処分
の取り消しと捜査の再開のために行動するよう訴えます。

  
2008年3月8日 国際女性デーに寄せて


                                  
「軍事基地と女性」ネットワーク 運営委員
鶴田律子、中澤紀美子、永谷ゆき子、西村千津、方清子、藤目
ゆき、森一女、柳本由加子

■□

広島県警・地検への公開質問状

 私たちは去る2月14日に岩国米軍基地内で行われた米軍軍法会議の予備審問において被害者が行った証言をふまえ、広島県警察本部・広島県地方検察庁が昨秋の捜査と事件処理に関する説明責任を果たすことを要求します。

 予備審問における被害者の証言内容は、広島県と広島地検が被害者の供述を「曖昧」だと判断して容疑者への強制捜査を行わず、「証拠不十分」と判断して不起訴処分とした理由に大きな疑問を投げかけるものです。

 広島県警と広島地検は、任意捜査と不起訴処分で事件を処理した判断の根拠を公にするべきです。

 以下の4項目を広島県警・広島地検への公開質問とします。
広島県警・広島地検が速やかに回答して説明責任を果たし、不起訴処分を撤回し、捜査を再開するように求めます。


公開質問

1.集団レイプという凶悪犯罪でありながら、容疑者米兵を逮捕して捜査を徹底させなかった理由を説明してください。

2.米軍軍法会議の予備審問で被害者本人が行った証言には何ら「曖昧」な点は認められません。昨秋、この被害者の供述を「曖昧」だと判断し、証拠が不十分であると判断した理由を説明してください。

3.不起訴処分の報道と共に、新聞は「事案の性質上、詳しいことは言えない」との検察官のコメントを掲載しています。「事案の性質」とは何を意味したのか説明してください。

4.性暴力被害者が受けた精神的社会的ダメージに配慮し、被害者を保護・支援するためにいかなる措置を講じたのか説明してください。

 以上4点につき、2008年3月31日までにご回答くださ
い。

                2008年3月8日

           「軍事基地と女性」ネットワーク

                    連名者 署名

posted by otoshi at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 米軍基地

2008年03月06日

米軍基地の即時撤去を求める緊急集会

米兵による少女暴行事件糾弾! 沖縄を孤立させるな、全国へ!
米軍基地の即時撤去を求める緊急集会

2月10日、またしても米兵による蛮行、14歳の女子中学生に対する暴行事件。
さらにフィリピン女性への暴行……。1995年の暴行事件後の、米国とわが国政府の沖縄への約束と対策が、まったくの欺瞞であったことが満天下に暴露されました。
 いつまでこんな事態を許し続けるのか。真の解決へ向けて、米軍の撤退・基地撤去をめざすことは日本国民としての責務ではないでしょうか。
 沖縄では、3 月23 日に「県民大会」を開催し、怒りと決意を示そうとしています。このやむにやまれぬ決起を孤立させてはなりません。声を全国に広め、沖縄から日本から米軍の即時撤退、基地撤去を求める世論を高めましょう。


3月10日(月)
午後6時30分開会
大手ビル5F集会室
東京都港区虎ノ門3-19-7
(メトロ日比谷線「神谷町」駅3番出口1分
メトロ銀座線「虎ノ門」駅8分
都営三田線「御成門」駅6分)


集会内容
1.沖縄からの報告
  安里 英子さん
  (基地・軍隊を許さない行動する女たちの会)
2.参加者のひと口アピール
3.抗議声明、アピール採択
4.アメリカ大使館抗議デモ
  (8時出発予定、解散地は日比谷公園)

<主催>緊急集会実行委員会
事務局 連絡先〒113-0021 文京区本駒込3-31-2-1103
電話 03-3943-0575 ファクス 03-3268-5519
e-mail:okinawaact@yahoo.co.jp

posted by otoshi at 22:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 米軍基地

2008年03月02日

日本が介入できない訳〜日米地位協定

沖縄で起きた痛ましい事件は、結局今までと同じように「不起訴」という形で
幕をおりそうです。
この他にも新聞沙汰になりませんが、窃盗、暴力、事故など米兵、軍属の者によって
いろいろな事件が起きていますが、日本の警察は直接手を下す事ができません。
日米地位協定で定められているからです。

米兵、軍属の者は、日本に外国人登録の義務がない、
日本の出入国の際はパスポートの提示、ビザの取得がいらない、
よく取りざたされているのは、事件を起こした時はアメリカ側での処分が優先され、
重大な事件であっても、処罰されずに本国へ返される点です。

日米地位協定の詳細はこちらを読んでみてください。
http://www.jca.apc.org/~runner/chiikyoutei.html

SofiaさんのI Love You!「日米地位協定」では、
日米地位協定と今回の事件との関連性について、わかりやすく書かれてありますので、
読んでみてください。

もし日本人が事件を起こし、逮捕、起訴された場合は、日本の法律にのっとって
処罰を受けます。
外国人が日本で事件を起こした場合も、外国人登録を辿って逮捕し、処罰を受けます。
しかし、米兵、軍属の者が日本で事件を起こした場合、外国人登録の義務がないので、
所在がなかなかつかめず、つかめてもアメリカ側で身柄を拘束して裁判権を執行します。
そのほとんどは、重大な事件でも、寛大な処分で終わってしまいます。

被害者が軽い気持ちで危ない場所へ行った、ついていったなど、自分で防げる範囲で
起こってしまったものは、全部加害者が悪いとは言えません。
しかし、危ない場所でなくても、十分気をつけていても、事件に巻き込まれてしまう
場合もあります。
そんな場合、「米兵だったら、日本を守ってもらっているから」とか言う理由で
終わってもよいものでしょうか。
自分の身近な所に当てはめて考えてみたら、簡単にそういう事は言えないと思います。

posted by otoshi at 11:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 米軍基地

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